画像所見を書いてもらいましょう

カテゴリー 後遺障害全般に関する知識

Aさんは20代の女性の方です。

事故で頸椎捻挫を受傷され症状固定となり主治医に後遺障害診断書を書いてもらいました。

内容を拝見すると、他覚的所見の欄に腱反射等の神経学的所見はちゃんと書いてあります。

しかし、画像所見が全く書いてありませんでした。

Aさんはまだお若いのでMRI上も椎間板の膨隆もほとんど見られない状態でしたが

頚椎の生理的前弯が消失している、いわゆるストレートネックという状態はレントゲンから確認されていました。

主治医もそれは認識されていたようなのですが、直接事故とは関係ないとして書くのをためらっておられたようです。

しかし、そのような事故以前からあったかもしれない素因に関しても、

元々衝撃に弱く事故を契機とした発症の説明材料になるものとして有利に働くことがあるのです。

Aさんはその点を主治医に説明してストレートネック所見を追記してもらいました。

ちなみに、Aさんの主治医の先生は、毎月の経過診断書に神経学的検査の結果をしっかり記載しておられました。

約1年に渡って保険会社が治療費を出し続けてくれたのもおそらくそのせいだろうと思います。

整形外科の先生でこういうケースは珍しいと思ってAさんにお尋ねすると、主治医の先生は元々神経内科がご専門とのこと。

なるほど!納得です(笑)

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