後遺障害認定:因果関係でもめやすい  頚椎椎間板ヘルニア/腰椎椎間板ヘルニア

カテゴリー ケガ/部位別・後遺障害等級, 頚椎捻挫(ムチウチ)&腰椎捻挫の後遺障害

椎間板ヘルニアは,事故との因果関係が争点になります。

交通事故によって,初期診断で頚椎捻挫(むち打ち)・外傷性頚部症候群,腰椎捻挫と診断された場合,その後の検査によって「椎間板ヘルニア」という病名が追加されることがあります。ここでは,この椎間板ヘルニアについて説明したいと思います。

【事例】

たとえ,主治医から「外傷性椎間板ヘルニア」と診断されても,それだけでは安心はできません。

「外傷性」と書かれていても,等級認定されない事が起こり得ます。

どうしてこのようなことが起こるのかというと,それは,医学界の定説が,椎間板ヘルニアは外傷だけでは起こらないとしているためです。

椎間板ヘルニアと診断されても,治療はそれまで通り受けられるのが通例です。しかし,症状が残たとしても,後遺障害等級の認定が受けられるかどうかは分からないのです。

「外傷性」椎間板ヘルニアのように,外傷性と診断されるのは,事故をきっかけに神経症状が発現した,という程度の意味に過ぎないのです。医学的には議論が必要なのでしょうが,交通事故被害者にとって重要なのは等級認定されるかどうかなので,この点を説明します。

結論としては,椎間板ヘルニアという傷病名そのものには決定的な意味はないと捉えるべきです。病名よりも重要なのは,現実の症状が客観的に説明されているのかどうかがという点なのです。

具体的には,

神経症状があり,MRI等の画像上で神経の圧迫が確認され,それらが整合する

ことが重要なのであって,病名が何であるかは決定的な意味をもたないのです。

保険会社に対し強気な態度にでる前に,神経症状と画像所見の整合性を確認するようにしましょう。

【ワンポイントアドバイス】

椎間板ヘルニアをはじめ,頚椎・腰椎の疾患による障害を残した場合, 12級13号または14級9号の認定が考えられます。
これらの認定要件には,神経症状の医学的・客観的な説明可能性が重要です。神経症状は単独の検査で明らかになるものではなく,継続的な診察によって明らかにされていくものです。そのため,治療先の医師の診察が,神経症状の立証に適切に向けられているかのチェックが大変重要ということになります。

【当事務所にはこのような方が相談にこられます】
・椎間板ヘルニアと診断されたのに非該当だった。異議申立は可能か?
・医者からは「外傷性」とは書けないと言われて困っている。
・何級に該当しますか?

立証のための検査は,事案によって異なります。

 無料メール講座「事故マイスターメール講座」のご案内

相談・お問い合せと併せてご利用下さい。

mail_kouza590

「頚椎椎間板ヘルニアで希望通り解決する方法編」

無料メール講座事故マイスターメール講座

無料メール講座入力フォーム
無料。1日1テーマ。豊富なボリューム。専門家による正しい知識。

「頚椎椎間板ヘルニア編」の主な内容

  • 失敗する交通事故被害者が多い頚椎椎間板ヘルニア
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#1
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#2
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#3 画像所見
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#4 因果関係
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#5 外傷性
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#6
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#7 医師との対話
  • 頚椎椎間板ヘルニアで希望通りに解決する方法#8 転院
  • 新視点 根治療法と上位等級を両立させる方法#1
  • 新視点 根治療法と上位等級を両立させる方法#2
  • 新視点 根治療法と上位等級を両立させる方法#3
  • 新視点 根治療法と上位等級を両立させる方法#4
  • 新視点 根治療法と上位等級を両立させる方法#5
  • 頚椎椎間板ヘルニアで理想的なクライマックスを迎えるために#1
  • 頚椎椎間板ヘルニアで理想的なクライマックスを迎えるために#2
  • 頚椎椎間板ヘルニアで理想的なクライマックスを迎えるために#3
  • etc.