交通事故被害者の置かれる状況

カテゴリー 後遺障害全般に関する知識, 後遺障害慰謝料, 慰謝料

実際の交通事故解決では、
「どうしてこんなに軽い後遺障害等級が認定されたの?」
ということがよく起こります。

(さらに「よくいただく質問」より)

交通事故被害者:
「 (等級の認定制度は、)  交通事故被害者に不利になっているのでは?」

確かに、そういう面はあろうかと思います。

大きく交通事故慰謝料などの賠償金額を左右するのが後遺症の等級です。
後遺症の認定が低いままでは、低い交通事故慰謝料にしかなりません。
一級上がると、100万円から、時には1,000万円の違いを生みます。
それゆえ、正当な交通事故慰謝料を獲得するためには、
正当なる後遺障害等級の認定が不可欠なのです。

実際に、交通事故では、適切なる等級認定はそう簡単ではありません。

はじめて交通事故にあった被害者は、このことに最初は気づきません。

しかし、時間が経つにつれ、徐々に等級認定の重要性と難しさに気づき始めます。

早い方では、交通事故の治療が打ち切られる前に気づきます。

遅い方でも、わけの分からない軽い等級を認定され(あるいは、非該当を認定され)気づきます。

そうした方々から、上記の切実なる声をいただくわけです。

はじめての交通事故にあい、解決までに何をしておけばよいのか分からないとおっしゃる方は、 続きをご覧下さい。

失敗しないための第一歩

交通事故にあってから6ヶ月も治療を受けたのに、改善が得られなかった!

交通事故で車いす生活になったのに、「後遺症は認定されません。」ということが実際に起こっています。

交通事故にあってから一貫して症状があるのに、画像所見がなく、神経学的異常も認められない。

痛みや痺れを残したまま、治療終了と症状固定を宣言されたのに、挙句の果てには
「交通事故の自賠責保険上は後遺症に該当しません」
と言われてしまいました。

交通事故では後遺症が残っているおに、このように泣いている方が大勢います。

では、一体どれくらいの人数がこのパターンで泣いているの?

交通事故では、後遺障害等級の認定はたったの5%強の被害者だけなのです。

残り95%弱の交通事故被害者には、たとえ後遺症が残っていたとしても、等級認定は受けていないのです。

そもそも、なぜこのようなことになるの?理由はあるの?

その理由は、交通事故の等級審査が書面審査だからです。
等級を決定する認定機関は交通事故被害者の体を直接見る事はないからです。
診断書や紙切れだけで交通事故被害者の等級を決めてしまうのが原因です。
保険会社や認定機関は、「徹底した調査を行っている!」というかも知れません。
しかし、

医療照会や資料収集は交通事故被害者に不利な証拠集めを目的に行っている、としか思えないのが現状です。

また、交通事故被害者が等級認定に有効な検査をしていなくても、「この検査をしてください」と保険会社や認定機関が丁寧に教えてくれることはありません。反対に、何も異常が見つかりそうにない場合に限って、「MRIを撮ってきてください。」と言ってくることもあるのです。

交通事故被害者が受けていない、あるいは、検査は受けているのに結果が書かれていない検査は、例え異常が証明できるはずのものであっても無視されると思ってください。

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