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私の駆け出しストーリー(高次脳機能障害)

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10年くらい前のことです。

私がまだ駆け出しだったころ、ある男性のご家族から相談を受け、病院探しのお手伝いをしたことがありました。
知り合いに医師が何人かいたのですぐに病院は見つかるだろうと簡単に考えていました。
しかし、その男性が抱える病名は当時は医師の間でもほとんど知られていなかったもので、病院探しには大変な苦労を必要としました。
数年後、その病名は高次脳機能障害と呼ばれるようになりました。
しかし、当時は限られた医師しかこの病名を知らず、未知の領域に果敢に挑戦してくれる医師を探すのは大変な苦労でした。知り合いの医師から紹介され、何人もの医師に会い協力をお願いしましたが、一人もよい返事をくれませんでした。
何度も断わられ、もう駄目かとあきらめかけた時、偶然にも、ある大学病院の教授に会ってみないかと誘われ、面談の機会を得ることができました。
その教授は某国立大学病院の教授で相手にしてもらえないような賢威ある医師でした。
そのため、諦め半分な気持ちで面談に臨むことになりました。
しかし、諦め半分な気持ちがよい方向に働きました。
素直に本音をぶつけることができ共感をえることができたのです。
そして、診察を引き受けてもらえることになりました。
その後、教授のいる大学病院で最新の検査を受けることができ、当時としては最先端のリハビリを受けることができました。
みるみる症状は改善されていきました。
男性のご家族からは大変感謝され本当にうれしい気持ちになりました。
そして、それでも治らなかった症状は後遺障害診断書にまとめてもらい、当時としては画期的な後遺障害等級の認定につながったのでした。
この教授はすでに退官されていて、もう診察を受けることはできません。
しかし、その意志を引き継いだ先生が今の私たちの協力医をしてくれています。
あれから約10年が経ち、高次脳機能障害はずいぶんと広く知られる病名になりました。
しかし、いまだに偏見は多く、つい数ヶ月前には「おまえなど高次脳機能障害のはずがない。」と医師から罵声をあびた被害者が、協力医のもとに転院し高次脳機能障害であることが判明するとうことがありました。
あなたの主治医が脳神経外科医なら注意が必要です。
通常、高次脳機能障害の専門医は精神科か神経内科が担います。
脳神経外科ではありません。
罵声をあびた被害者は、脳神経外科にかかっていました。

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ご依頼頂くことで専門医の診察・診断書を手にして頂くことができるようになります。

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