バイクの交通事故でよくあるTFCC損傷

カテゴリー ケガ/部位別・後遺障害等級, 手首の後遺障害

TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)


あなたがもし、バイクに乗っていて交通事故にあったのなら、TFCC損傷を発症しているかも知れません。

バイクや自転車の交通事故でよく発生するケガです。

TFCC損傷は手首の損傷

手首の曲げ伸ばしがし辛くなったり、ドアノブを回す動作がし辛くなっていれば、TFCC損傷の可能性が高まります。

何ヶ月も経っているのに手首の痛みが治らない場合には、主治医にTFCC損傷の可能性がないか尋ねて下さい。

骨の異常ではありません

骨に異常がなくても、この病名が診断されることは十分にあります。

TFCC損傷は、レントゲンでは分かりません。

軟骨や靱帯の軟部組織の損傷だからです。

レントゲンには写りません。

MRI検査が必要です。

しかも、手首は小さな骨が集まってできているので非常に複雑で、

MRIを見ても自信をもって診断できない医師もいます。

TFCC損傷が見逃されやすい原因の一つです。

交通事故被害者にとって注意が必要な場面です。

また、程度に応じて手術対象になることもあります。

手術を受ける際には専門医にかかることを強くお勧めします。

さらに、後遺障害等級が認定されるのは、TFCC損傷と診断されるだけでは不十分です。装具の必要性や手首の可動域、前腕の動き(回内・回外運動)、手首の動揺性といった点を診断書に書いてもらう必要があります。