先日のストレス撮影についてご質問を戴きました。

カテゴリー つぶやき

先日のストレス撮影の記事について、ご質問を戴きました。

ご紹介の許可を頂戴しましたので、掲載させて戴きます。

【ご質問内容】

後十字靱帯断裂で12級13号が認定されていますが、ストレスレントゲン撮影は受けていません。

それを受けることで、10級11号か12級7号になりませんか?

【ヒアリング】

12級13号が認定された時の後遺障害診断書を見せて戴きました。

確かに、ストレス撮影のことは何も書かれていません。

ご本人も、ストレス撮影を受けた記憶はないと言います。

受けた検査は、MRIおよび関節鏡検査のみです。

これでは、靱帯断裂があることは証明できても、動揺関節の程度を立証したことにはなりません。

関節鏡検査の動画を見せて戴いたところ、断裂は明確なようです。

そうであれば、動揺関節の程度も軽くはないはずです。

ストレス撮影により明確な動揺性が立証できることが見込まれます。

【回答】

検査を受け、新たに後遺障害診断書を作成してもらう価値は十分にあるとお答えしました。

 

【教訓】

靱帯断裂に限らず、靱帯損傷であっても同じことが言えます。

靱帯がダメージを受けていることの証明と、その結果として動揺関節が起こっていることの証明は別々に行う必要があります。

治療の観点からは後者を行う意義はあまりありません。

なぜなら、医師は動揺関節の程度を患者さんを直接見たり触ったりすることで把握しているからです。

わざわざ証明のためだけにストレス撮影をする意義を感じないのです。

しかし、後遺障害等級の認定では、証明が必要なのでストレス撮影はやはり必要です。

ここで医師の協力姿勢が問われるわけです。

同じ怪我でも、

病院選びを間違えると後遺障害等級が低くなり、

正解すると後遺障害等級が高くなるというわけです。

参照:先日のストレス撮影の記事、 ストレス撮影の紹介記事

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