ネット上で目にする機会が増えてきた「神経学的検査」について

カテゴリー 検査を受けたい, 治療・病院・医師にまつわる問題

今日は説明的な内容です。

最後まで読むのが面倒という方は、最後の2行だけお読みください。

脊髄専門医
図:脊椎専門医

神経学的検査とは、神経疾患の診断のために行う検査とされています。

交通事故の場合に限れば、神経学的検査とは得られた所見をもとにどこにどんなケガを負ったかを推定し診断するための検査ということができます。

たとえば、膝蓋腱反射(いわゆるカッケテスト)で亢進がみられれば脊髄損傷が推定され、MRIなどの画像診断と合わせて確定診断に至るということになります。

検査には主に反射槌(ゴムハンマー)が使用されますが、その他に、ライト(対向反射用)、筆、針、音叉、巻き尺、舌圧子、検眼鏡、握力計、コンパス、綿棒などが使用されることもあります。

あなたのケガが頚椎捻挫や椎間板ヘルニアといった神経に関わりのあるケガの場合、こうした器具が診察に用いられたか思い出してください。

もし使用されていなければ、後遺障害等級の認定にあたり不利な状況に陥るかも知れません。

こうした器具を使用して診察してくれる医師とそうでない医師とでは、後遺障害診断書の内容に差が生じます。

交通事故の理想的な解決を目指す上で重要となる医師の当たり外れの判断について、ゴムハンマー等の器具が診断に使用されたかどうかも重要な指標の一つです。

(参考文献:ベッドサイドの神経の診かた 田崎義昭・斎藤佳雄著)

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