装具の装着の必要性の程度

カテゴリー 膝の後遺障害

膝の靱帯を完全に断裂された方からのご相談がありました。

MRIでも明確に断裂が確認されており、ストレスレントゲンでも動揺性が確認されていましたが

認定された等級は12級7号でした。

ご本人は10級相当と考えておられたようですが、よくよくお聞きしてみますと

後遺障害診断書に装具の装着の必要性の程度について

「重たい物を持つときやスポーツの時には必要」と記されているのでした。

これはまさに12級の認定基準「重激な労働等の際以外には硬性補装具を必要としないもの」を

書いてもらったことになりますので、12級認定は妥当ということになってしまいます。

この方の場合、本当は、「日常生活で随時装具装着が必要」と書いてもらうべきでしたが、

将来的にはオペも考えられるので、硬性装具を頻繁につけてしまうと

筋力が落ちてしまうので出来るだけ付けないでおこう、という医師の判断も働いたようです。

しかし、そのような背景の事情など認定機関が考慮してくれることなどあり得ません。

後遺障害診断書は、その時点での医学的事実を証明する診断書として後々ずっと影響を及ぼしますし

症状固定とはその状態が今後も継続することが当然見込まれるとの医学的判断であるわけですから

「あれは実は違っていて、本当はもっと重かったんです・・・」などという主張は自賠責の

レベルにおいては通用しないことを肝に銘じておかなければなりません。

 

専用機材による、膝ストレスレントゲン画像

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  • 膝の打撲で動揺性関節?
  • 膝の靱帯損傷はこうやって確認する!
  • 膝関節の動揺性で後遺障害認定されるには?
  • 膝靱帯損傷を示唆する初診時の所見があったか?
  • 陳旧性って何?
  • 初診の遅れは致命的!
  • MRIで新しい靱帯損傷であることが確認されていることは必須!
  • 膝靱帯の完全断裂の場合は?
  • 膝靱帯の腫脹も後遺障害認定の可能性がある!
  • ストレスレントゲンで有意な左右差がみられること?
  • やる気のない医師にやってもらうのは危険!
  • 膝装具の作成と主治医の所見で等級が決まる!
  • 装具装着の必要性に関する所見で補強
  • 証明しにくいタイプの膝靱帯損傷もある
  • ゆるくなったゴムバンドみたい?
  • 拘縮を取り除くと膝グラグラに!
  • 12級ではないでしょう!
  • 労災事故なら労災を活用する手があった!
  • 労災に認定理由を開示させるテクニック
  • 膝の打撲で12級や10級の認定を目指して#1
  • 膝の打撲で12級や10級の認定を目指して#2
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